ご覧いただきありがとうございます。
最弱フェニックスです。
今回は自動車に用いられる、
「燃料の種類」、について
「危険物取扱者乙種第4類」、と言う
国家資格保持者の管理人が
解説していきます。
近年セルフ式ガソリンスタンドの増加に伴い、
燃料の入れ間違いによる、
車の故障が多発しています。
そのようなケースを一件でも減らすために、
この記事を作成しました。
ちなみに、車両の燃料入れ間違いは、
高額な修理費用になるので、
くれぐれもよくご確認を。
大きく「燃料」、と言っても、
複数の種類があり、それぞれに特性が異なり、
基本的に共用できません。
- 免許を取得したばかりの方、
- セルフスタンドに行くのが不安な方、
- これから車を購入予定の方、
- 車によって、燃料って違うの?、
と言う方々に向けた記事です。
燃料ってどんな物?
定義としては、燃やすことにより、
熱エネルギーを得るための材料、です。
石油、石炭、木材、ガス、などが一般的です。
今回は、自動車に関連する燃料と言う事で、
石油燃料を中心にした話です。
身近なアイテム
「石油ファンヒーター」、が
典型的でしょう。
「灯油」、と言う燃料を燃やして
熱を得て、暖まります。
石油燃料は複数種類存在する
ガソリン以外にも種類があります。
理由は、使用される用途によって、
求められる性能が違います。
基本的に要求される性能に合わせて、
燃料が選定されます。
その燃料に合わせて設計されているので、
決められたものしか使用できません。
一部の組み合わせでは共用可能ですが、
基本的には共用は出来ないのが前提です。
車の場合
エンジン内で「ガソリン」、と言う燃料を
燃やして、回転力を得ます。
エンジンの総称は「内燃機関」、と言います。
「内側」で「燃やす」「機械」、なので
そのような名称です。
無かったら
エンジンは、稼働しません。
当然ですが。
今、皆様も使っています
この記事を読んて頂いている皆様の
その端末も、電気で動いています。
電気もこの、
「内燃機関」、で多く作られているので、
皆様の生活にも密着した存在です。
燃料の具体的な種類
ガソリン
自動車の燃料の典型ですね。
多くの乗用車は、これを燃料にして
走行しています。
レギュラーガソリン
ガソリンと言えば、と言った存在です。
国産の一般的な市販車は、
これを給油するよう、指定されています。
ハイオクと共用可能です。
ハイオクガソリン
別名、「プレミアムガソリン」、とも言います。
「ハイオク指定車」、に給油します。
スポーツカーに使用する、
といった印象ではないでしょうか。
燃料のエネルギーを発揮しやすいので、
高出力などを求める、スポーツカーが
使用する場合が多いです。
ヨーロッパ系の輸入車も、
ハイオク指定が多いです。
給油の際はよくご確認を。
1リットル当たりの単価が、
レギュラーガソリンより、約10円高いです。
レギュラーと共用は可能です。
ですが、性能はダウンしますし、
エンジン的にも理想とは言えないので、
日常的にはハイオクを使用してください。
軽油
「ディーゼルエンジン搭載車」、専用です。
こちらは専用ですので、絶対に入れ間違いの無いように
気を付けてください。
ガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車、ともに
入れ間違いはご法度です。
基本的にはエンジンが故障します。
修理は「エンジン載せ替え」、のケースもあるそうです。
代表的な車両は「大型トラック」、です。
一般車でも、ディーゼルエンジン車は
存在します。
ヨーロッパでは割と一般的です。
国内メーカーでは、「mazda」、が積極的に
ラインナップしています。
その他の燃料
自動車には用いられていませんが、
その他、代表的な燃料をご紹介します。
灯油
石油ファンヒーターを代表に、
主に熱源に用いる燃料として
用いられています。
自動車には使用できませんので、
「安い」、と言っても、
決して使用しないでください。
重油
主として工業用途に
用いられることが多いです。
船舶用の燃料としても使用されています。
「重」、と言う字が付きますが、
水よりは軽いです。
A重油、B重油、C重油、と言った種類があり、
それぞれに特徴があり、
それに応じて用途が分かれています。
一般ユーザーは簡単には入手できません。
最後に
まとめとして、今回の記事の内容を
振り返ります。
燃料とは、燃やすことでエネルギーを
得る事が出来る材料です。
複数種類存在し、共用は出来ません。
自動車の場合は、燃料を燃やし、
回転力を得ます。
これを「内燃機関」、と言います。
この作用で、「電気」、も
発電されています。
自動車に使用される燃料は、
- レギュラー
- ハイオク
- 軽油
レギュラーとハイオクは共用可能ですが、
軽油は共用できません。
その他の燃料では
- 灯油
- 重油
灯油は、家庭用の暖房など、
重油は、工業用途、に用いられています。
どちらも自動車には使用できません。
燃料の入れ間違いは、
エンジンの故障に繋がるだけでなく、
車両火災にも発展する可能性もあります。
給油前には、ご自身の車両が使用する燃料の種類を
よくご確認の上給油してください。
この記事が、皆様の充実したカーライフの
お役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。