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世界初のハイブリッド軽自動車【SUZUKI ツイン】

自動車
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ご覧いただきありがとうございます。
「最弱フェニックスです」

今回は、世界初のハイブリッド軽自動車について
記事にしていきます。

近年、ハイブリッドカーが流行しています。
理由は「経済性の良さ」、でしょう。

温室効果ガスの削減など、
メリットはたくさんありますが、
一般的なユーザーは経済性の良さで
購入しています。

ハイブリッドカーの特徴は、
こちらの記事で解説しています。
https://weakest-phoenix.com/%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%89%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%84%e4%bd%95%ef%bc%9f%e3%80%90%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%81%a8

以前は普通自動車が中心のラインナップでしたが、
技術開発と、低燃費への要求の高まりから
軽自動車へも展開されています。

しかし、近年のハイブリッドブームより遥か昔に、
ハイブリッド式の軽自動車は発売されています。

2003年に、日本の自動車メーカー「スズキ」、から
「TWIN ツイン」、と言う車が発売されました。

今回はスズキ ツインの 紹介記事です。

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スズキ ツイン とは?

出典:SUZUKI ホームページ

メーカーは

日本の自動車メーカー、
「SUZUKI」、です。

軽自動車中心に、ラインナップしている
メーカーです。
軽自動車と言えば、「スズキ」、と言った
イメージの方も見えるでしょう。

車名は

「TWIN ツイン」、です。
2人乗りである事と、
ハイブリッド車であることが由来です。

販売時期

2003年1月~2005年12月までの、
約3年間。
かなり短命な車種です。

個人的に、かなり面白い車で、
良い車だと思うのですが、
時代の波に乗り切れませんでした。

その後、モデルチェンジなどもないため、
1世代のみで終売した車種です。

今のところ、次モデルも話もないので、
再版される予定はないようです。

スズキ ツイン の特徴

特徴盛りだくさんの車です。
攻めた設計の車だと思います。
「究極にコンパクトな車」、と
「低価格」、に振り切った狙いが
感じ取れます。

順に紹介していきます。

乗車定員2人

スポーツカーでも、貨物車でもないのに
2人乗りです。
実用性が売りの軽自動車が2人乗りとは、
かなり攻めた設計です。

非常に短い全長

スズキ ツイン の全長は、
「約2.7m」、と軽自動車規格の
4分の3程度しか使っていません。
自動車として目一杯コンパクトな車両です。

街中での取り回しの良さを重視しての設計で、
駐車等の際に困ることは無いでしょう。

軽量な車体

最も軽量なグレードで、
車重は570kgです。

これは現行の、「ホンダ N-BOX」の
約半分程度の車重です。

当時の「スズキ ワゴンR」と比べても、
200kg程軽いです。

この軽さを実現する為に、最軽量グレードでは
「エアコン」、「パワーステアリング」、は非装着です。
車重が軽いので、パワステはいらないかも知れませんね。
それでも、現代の車両では、ちょっと考えられない仕様ですね。

この割り切りも攻めた車両だと思います。

低燃費

ガソリン1リットルで、26km走行可能です。

当時のスズキワゴンRが1リットルで20km走行
程度なので、充分低燃費です。
これだけ軽量な車体だからなせる業です。

低価格

最も廉価なグレードで、車体価格が
「49万円」です。
中古車ではなく、新車の価格です。

現行のスズキ ワゴンRの新車価格が、
約130万円~ですから、半額以下の価格です。

エアコン、パワステ無し、と考えても
かなり低価格です。

世界初のハイブリッド軽自動車

当時としては、最も特徴的な項目です。

現在では、ハイブリッドの軽自動車は
一般的ですが、当時としては画期的でした。

まだ、ハイブリッド車自体が、珍しい時代に
「軽自動車のハイブリッド」、です。

軽自動車のハイブリッド仕様車が見られるように
なって、5年ほどでしょう。
そのはるか10年前に発売されていたのです。
かなり、時代を先取りした車両です。
と言うか、先取りし過ぎだったのでしょう。

ハイブリッドシステムの特徴

構造的に言えば、
今の「マイルドハイブリッド車」、と同じです。
当時はそんな呼び名は無く、
普通に、「ハイブリッド」、と呼ばれていました。

マイルドハイブリッドとは、
モーター単体で、車両を走行させない
システムの総称です。
2020年時点で、軽自動車のハイブリッドは、
全てこの方式です。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://weakest-phoenix.com/%e8%bb%bd%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%bb%8a%e3%81%ab%e6%9c%ac%e6%a0%bc%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%89%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%81%af%e7%84%a1%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f%e3%80%90

モーターは、エンジンと変速機の間に配置され、
エンジンの出力をモーターがアシストしています。

現在のハイブリッド車と最も異なるのは、
「バッテリー」、です。

当時、まだ小型高性能なバッテリーは高価で、
軽自動車に搭載できるようなものではありませんでした。

そこで、既存のバッテリーをベースにすることになります。
そのベースとなったのが、
二輪車用の「メンテナンスフリーバッテリー」、と呼ばれる
バッテリーです。

こちらは従来のバッテリーとは異なり、
「バッテリー液補充」、等のメンテナンスが不要のため、
こちらをベースにすることになりました。

このバッテリーを、「複数個接続する」、と言う
大胆な方式を採用しました。

理屈は合っているのですが、
市販車に搭載することを考えれば、
かなり大胆なシステムです。

このバッテリーに、
ハイブリッドシステムに必要な電力を蓄えています。

ただでさえ小さい車体に、ハイブリッドシステムを
搭載したことは驚きです。

ハイブリッド車の燃費は

ガソリン1リットルで、
34km走行可能でした。
現代のハイブリッド軽自動車と同等です。

当時のハイブリッドの技術などを考えれば、
かなり低燃費な車両です。

スズキ ツイン は特徴だらけの車

記事にしてまとめてみると、
とにかくどこから切っても特徴だらけの
車だと、改めて気付きました。

「特徴の多さが、最大の特徴」、かも
知れません。

管理人が「一番乗りたい軽自動車」、です。

最後に

まとめとして、今回の記事を
振り返っていきます。

スズキ ツイン は、

  • スズキ が発売していた軽自動車
  • 販売期間は3年間の、非常に短命な車種
  • 実用車なのに、2人乗り
  • 全長 2.7m
  • 車体重量 570kg
  • 軽量、コンパクト、にこだわった車
  • 最安価格は49万円
  • 世界初のハイブリッド軽自動車

と、かなり突き抜けた車両でした。

無理やり感が強いハイブリッドシステムですが、
現代の軽自動車の原点の方式です。
当時は、あまり売れず、ハイブリッド車の
認識さえされていませんでした。

個人的には現在の技術で、
スズキ ツインの
後継車を販売してほしいです。

この記事が、皆様の充実したカーライフの
お役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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