PR

ハイブリッドカーっていったい何?【ガソリンエンジンとモーターを併用した車】

知識
スポンサーリンク

ご覧いただきありがとうございます。
最弱フェニックスと申します。

今回は、最近人気の、
「ハイブリッドカー、
とは一体何か?」、に
ついての記事です。

ハイブリッドカーって何?
普通のと何が違うの?
ハイブリッド車と
普通の車どっちがいいの?
、と言った疑問を
解決できる内容です。
また、ハイブリッドカーの
購入をお考えの方も、
一度お読みいただきたい内容です。

このブログでは、
主に自動車の知識や、
メンテナンスの方法、
便利な製品の紹介を行っています。

初心者ドライバーの方、
自動車の知識を深めたい方、
が気軽に知識を得られるように
解説しています。

スポンサーリンク

ハイブリッドカーとは何か?

一言でいうと、
「ガソリンエンジン」、と
「電気モーター」
を動力源に用いた車です。

言葉の意味は、
「HYBRID」=異種混合
「CAR」=車
ですので、直訳すると
「異種混合車」、
と言う意味になります。

「ガソリンエンジン車と、
電気自動車を
組み合わせたもの」
とお考えいただければいいです。

ハイブリッドカーのメリットは何か?

燃費の良さ

一般的なユーザーが受ける
最大の恩恵は、
「燃費の良さ」、
でしょう。
「ハイブリッドカー
=低燃費」
がイメージとして
定着しているでしょう。
大半の方が、
低燃費性能に惹かれて、
購入されていると思います。

エンジン音の静かさ

非ハイブリッドカーと比べると、
エンジン音はかなり静かです。

管理人も乗車したことはありますが、
エンジン音は無く、風切り音や、
走行音しか感じませんでした。

これは単純に、エンジンが
稼働していないタイミングが
存在するからであって、
エンジン自体が
極端に静かに造られている
訳でありません。

高速道路を走行している場合は、
非ハイブリッドカーと
あまり違いはないようです。

高速走行が多い方は、
静音性に過度な期待は
なさらない方が良いと思います。

力強い加速感

停止時から加速する時の加速感は、
非ハイブリッドカーには無い、
力強い加速をします。

モーターは低回転でも
強い回転力が得られるので、
発進時にはその実力を発揮します。

この特性に関しては、
メーカーや車種によっても
異なるので、
例外的なケースもあります。

基本特性としては、
極低速域からの加速は、
ガソリンエンジン車より有利です。

ハイブリッドカーのデメリットは?

車両価格の高さ

同一の車種で、
「ハイブリッド車」、と
「非ハイブリッド車」、
がラインナップされている場合は
ハイブリッド車の方が、
30万円~50万円ほど
高くなります。

「トヨタ プリウス」、の様に
ハイブリッド専用車の場合は
比較できませんが、
同クラスの車両ガソリン車と
比べると、車両価格は高めです。

価格がネックになっている
お客さんに、営業担当者さんが、
「燃費がいいので、
すぐに元を取りますよ」、と
いうフレーズを使います。
これには騙されないでください。

確かに事実ではあるのですが、
仮に1年間に10万円ガソリン代
が浮いても、取り戻すのに
「3年~5年」
かかります。

月のガソリン代が
約1万円安くなって、
初めて達成可能な計算です。
ガソリンが1リットル120円、
と仮定して月に約80リットル
削減して成立する値です。
満タン給油、約2回分相当です。
現状で、月に2回程度しか
給油しない人は、
取り戻すのにもっと
長い期間が必要になります。

月に4~5回給油する人でないと、
車両代をガソリン代で取り戻すのは
困難でしょう。

同一車種で、非ハイブリッド車と
ハイブリッド車の選択の考え方は、
「排気量の大きい車を
買うかどうか」
と言った目線で考えると良いでしょう。

車両故障リスクの増加

非ハイブリッド車よりも、
搭載される部品が増えるので、
故障の確率は高くなります。

あくまでも、実際の故障率ではなく、
故障の可能性が高まるだけで、
故障率が上がるわけではありません。
ですが、
潜在的なリスクは高く
なります。

さらに電気系統の故障が
発生した場合、
修理代が高額
になりがちです。

高速道路巡行時の燃費悪化

非ハイブリッド車の場合は、
高速道路を連続して走行すると、
燃費は良くなりますが、
ハイブリッドカーは逆に
悪くなることがあります。

理由は、
「モーター併用が前提なので
エンジンが非力」
、だからです。

基本的に市街地走行を
前提に設計されているので、
高速道路を走り続けると、
エンジンがかなり頑張らないと
いけなくなります。
その状況が続くと、
燃費は悪化します。

車両の設計にもよるので、
一概には言えませんが、
多くの車種は
その傾向にあります。

燃費重視のハイブリッドカーは、
特にこの傾向が強いようです。

「高速道路の使用が多いから、
高速道路での燃費を重視したい」、
と言う方は、
非ハイブリッド車も
選択肢に入れて検討してください。

ハイブリッドカーの仕組みはどうなっているか?

構造的には、
エンジンと電動モーターが、
並列に搭載されていて、
一本の軸に回転力を
伝えています。

ハイブリッドカー原動力イメージ

かなり単純な表現で、
あくまで簡易的なイメージです。
実際は、もっと複雑な
仕組みになっています。

モーターを駆動させるために
電力が必要なので、
専用のバッテリーを、
エンジンルームのバッテリーとは
別で搭載しています。

エンジンとモーターで車を走行させ、
減速の時等のエンジン出力に
余裕のある時に、
余ったエンジン出力で発電し、
その電力を充電し、
モーターを回転させる力に用います。

通常は捨ててしまっている
エネルギーを、
充電し再度利用しているので、
高い燃費効率を実現しています。

何故ハイブリッドカーが必要なのか?

根本には、「環境問題への対応」、
と言う課題をクリアするためです。

そのためには少しでも、
効率的にエネルギーを
使用する必要があります。

理想的には電気自動車が
一番いいのですが、
今から約25年前には、
まだ電気自動車は
未来の乗り物でした。

電気自動車自体はあったのですが、
航続距離や、充電の問題等、
課題が山積みで
市販レベルの技術では
ありませんでした。

現代でも、電気自動車は、
実用使用には条件が多く、
それらをクリアできる環境の方しか、
日常的には使えない現状です。

そこで考えられたのが、
「ハイブリッドカー」です。

私たちの仕事でも、
1人で仕事をするより、
2人でした方が早く進み、
1人当たりの負担も少ないですね。

さらに異なる特技を持つ二人が、
協力して作業を行えば、
さらに効率的に進みます。
車も同じで、
「ガソリンエンジン」、と
「電気モーター」、の異なる長所を
上手く活かし、効率的な仕事をしています。

石油資源節約

地球に埋蔵されている原油には
限りがあるので、
少しでも節約しよう、
という取り組みです。

燃費をよくして、
消費量を抑制する、
と言う考え方です。

排出ガス削減

「燃焼の際に発生する排出ガスを
削減しよう」、
という取り組みです。

燃料が燃えると、
地球環境に悪影響を与える物質が
多数排出されます。

代表的なものが
「二酸化炭素(CO2)」
です。
これらの排出ガス削減のための
取り組み、の一貫でもあります。

この2点は、
今後自動車が運用されていく上で、
避けては通れない問題です。

非ハイブリッドカーと何が違うのか

日常使用については、
一般ユーザーが普通に使う上では、
何も変わりません。

ガソリンスタンドで
ガソリンを給油し、
普通に走行します。

大きな違いは、
「燃費がかなり良い」、
「給油回数が少ない」、
事でしょう。

「今月は給油したっけ?」、
と言うような感覚だそうです。

ご家族で共用されている方等は、
ハイブリッドカーに乗っている
感覚さえ無い方が
いらっしゃる位です。

最後に

まとめとして、
今回の記事の内容を
振り返っていきます。

ハイブリッドカーは、
ガソリンエンジンと
電気モーターを
動力源とした車両。

メリットは、

  • 燃費の良さ
  • エンジンの騒音の少なさ
  • スムーズな力強い加速

デメリットは

  • 車両価格の高さ
  • 故障リスクの高さ
  • 高速道路での燃費の悪化

これらが特徴として挙げられます。

仕組みは、エンジンと
モーターが並行して、
一本の車軸を駆動しています。

減速時のエネルギーを
バッテリーに蓄えて、
発進の時などに、
モーターを駆動する電力に
使用します。

ハイブリッドカーは燃費が良く、
排出ガスも少ないので、
石油資源節約と、
温室効果ガス削減が可能です。

通常のガソリン車と同様に
運用可能ですが、
プラグインハイブリッドの際は
充電が必要。

以上が今回の記事のまとめです。

理想的なシステムですが、
完璧な物ではないので、
ご自身の使用環境や、
価値観に合わせて、
選択してください。

この記事が、皆様の充実した
カーライフのお役に立てれば
幸いです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました