ご覧いただきありがとうございます。
「最弱フェニックス」です。
先日、
「燃料の誤給油」、
が増加している件、に
ついて記事にしました。
今回は、「万に一つ」、
燃料誤給油を
行ってしまった場合の、
対処法について解説します。
結論を言うと、
「エンジンは絶対に
始動させない事」、です。
とにかく被害を最小限に
収める事です。
このブログでは、
自動車の知識に
不安がある方が、
正しい知識を身に着け、
快適なカーライフを送れる様、
知見を提供しています。
当サイト管理人は、
日常的に生産設備の
修理、点検業務に従事しています。
機械設備を長期的に安定して
稼働させるよう、
常に取り組んでいます。
自動車の専門家では
ありませんが、
正しい知識を持って、
適切な管理を行うことの
重要性は、自動車も、
生産機械も同じです。
結果的に経済的で、
快適に、長期に渡って
安定して使用し続けられます。
正しい知識を持っていれば、
不測の事態が起こっても、
落ち着いて対処できます。
ぜひこの記事を読んでいただき、
万に一つの事態に備えてください。
誤給油の発生実績は？月に390件
2018年12月度の、
「日本自動車連盟 JAF」、への
救援要請件数で言うと、
1か月間に
「390件」、発生しています。
1日にすると、
「約13件」、となります。
この数字は、JAFへの
救援要請の件数ですので、
実際にはもっと多いです。
燃料の誤給油とは？ガソリンと軽油の入れ間違い
パターンとしては、
この2点です。
「ガソリンエンジン車」、に
「軽油」、を給油。
「ディーゼルエンジン車」、に
「ガソリン」、を給油。
以上2つのパターンです。
ハイオク指定車に、
レギュラー給油も、
誤給油ですが、
車両にとって致命的な
問題になる事は無いので、
この記事では除外します。
燃料誤給油について、
詳しくは、
こちらの記事をご覧ください。
誤給油をしてしまうと、徐々に調子が悪くなる
給油直後は、
何事もなく走行可能です。
まだ、配管内の
正しい燃料を
使用しているからです。
徐々に誤った燃料の
割合が多くなり、
エンジンの、パワー不足を感じ、
回転不良、異常燃焼など
が発生します。
最終的にエンジンは
停まってしまいます。
もしも誤給油をしてしまったら、まずは落ち着いて
状況次第では、
かなり被害を軽減できるので、
落ち着いて正しい対処を
行ってください。
誤給油に関わらず、
イレギュラーな事態が
起こった時は、
とにかく落ち着く事です。
慌てても事態は好転しませんし、
起こってしまった事は、
無かったことには出来ません。
セルフ式スタンドを
前提に解説しますが、
フルサービススタンドでも
基本的には同じです。
給油中に気付いた場合はまず給油を中止
この段階であれば、
被害は最低限で済みます。
ですが、何事もなく
走行再開は出来ないので、
適切な対処を行ってください。
手順としては以下を踏んで下さい。
- 給油を中止する
- 店員さんに誤給油の
旨を伝える - 絶対にエンジンは
始動しない
キースイッチも
ONにしない - ディーラー（JAF）に
誤給油の旨を連絡
以上の手順になります。
慌てずに、ディーラーの
担当者さんに連絡すれば、
適切な指示をしてもらえます。
この段階であれば、
燃料タンクと、
燃料ポンプの
「洗浄」、か「交換」、で
済むでしょう。
これでも、修理代は
10万円を軽く超えるようです。
とにかく、決して
エンジンを掛けないで
下さい。
これで、被害はかなり
軽減できます。
よく、掛かるかどうか、
確認する方が見えますが、
特に意味は無く、被害を
大きくするだけです。
走行中に気付いた時は安全な場所で停車後、エンジンを停止
誤給油後、
エンジンを始動して
しまった場合は、
これ以上ダメージを
与えないようにすることが
大切です。
手順は以下になります。
- 速やかに、
安全な場所で停車 - エンジンを停止
- 安全な場所から
ディーラー（JAF）へ
誤給油の旨を連絡 - 安全な場所で
待機する
エンジンをかけて
しまっている場合は、
被害は大きくなっています。
燃料系統一式交換の
可能性があります。
修理代は、30万円以上
になるでしょう。
慌てずに、安全を確保し
エンジンを停止させます。
「行けるところまで行く」、
の発想はかなり危険です。
ダメージをさらに与えてしまう
事になるので、
速やかに停車してください。
路肩で停車した場合は、
速やかに車外へ移動し、
車外で「連絡」、「待機」、
する様にしてください。
後続の車両が追突する
危険性があります。
給油前に燃料の種類を確認する
給油口や、給油口キャプ、
その付近に燃料の種類の
記載があるので、
給油前によく確認してください。
この確認を怠ったが為に、
数十万円の修理代が発生します。
何事も、確認は大事です。
最後に
まとめとして、
今回の記事を振り返ります。
燃料誤給油を
してしまった場合の
対処方法は、
- 給油を中止
- エンジンは始動しない
- キースイッチも触らない
- スタンド店員さんに旨を伝える
- ディーラーなどに誤給油の連絡
走行中に気付いた場合は、
- 安全な場所に停車
- エンジンを停止
- ディーラーへ誤給油の旨を連絡
- 安全な場所で待機
まずは、
落ち着く事が大切です。
慌てても事態は好転しません。
対処方法としては、
とにかくエンジンを
動かさない事です。
謝った燃料を、
燃料系統に循環させない
事が重要です。
今回の記事は、
以上になります。
この記事が、皆様の快適な
カーライフの、
お役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
