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自動車重量税について分かりやすく解説【具体的な計算例も紹介】

自動車
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ご覧いただきありがとうございます。
「最弱フェニックス」です。

自動車を所有していると、
どうしても発生する費用がありますね。
中でも「税金」、は払わないわけには
いきません。

自動車に関する税金は、大きく3つあります。
年に1度支払いがある、「自動車税」。
新車購入時に支払う、「環境性能割」。
車両購入時と車検時に払う「自動車重量税」。
となっています。

今回は、自動車重量税に関する解説をしていきます。

この記事を読んでいただくと、

  • 自動車にかかる費用。
  • 自動車重量税とは何か?
  • 自動車重量税はいつ払っている?

と言った事について、理解が深まります。

今回の記事の内容は、

  • 自動車重量税とはどんな税か解説
  • 自動車重量税の金額を解説
  • 自動車税に関する疑問を解説

以上のような内容になっています。

管理人自身は、自動車所有歴10年以上で、
自動車全般を趣味としております。
これまで得た知見を基に、
周りの知人にアドバイスを送り、
車体購入費や、維持管理費の
節減を実現してきました。

皆様も最後まで読んでいただき、
自動車に関する知識を深めてください。

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自動車重量税とはどんな税か?

自動車にかかる税金の一つで、
一般的には「重量税」、と
呼ばれています。
「自動車重量税」、が正式名称です。

金額は、2021年時点では、
標準的な普通自動車で、
1年間に1万5千円前後です。
車検ごとに支払うので、
新車であれば、5万円程度
課税されます。

1976年に制定され、
道路など自動車が利用する設備の、
維持管理費捻出のために、
制定されました。
道路を使用する、利用料金的な
扱いと言えます。

現在では、一般財源化されており、
自動車以外の目的でも使用可能ですが、
道路整備関係を中心に使われているようです。

自動車重量税はいくらかかる?

その名の通り、
自動車の車体重量に基づいて
算出されます。

重量が重い車の方が、
道路への負荷も大きいので、
その分多く徴収しますよ、と
言った理屈です。

普通自動車の重量税

普通自動車の場合は、
車重0.5t刻みで
増加していきます。

車体重量1.6tの車を、
新車で購入した際の金額を
計算してみます。

まず基準金額は、4,100円です。
この金額は、全車共通です。

該当する車体の重量を、
0.5で割った値を、繰り上げます。
車体重量が、1.6tの車なら、
1.6÷0.5=3.2なので、
4になります。

次回車検までの年数をかけます。
新車なので、3年ですから、
3となります。

これらの値を全てかけます。
4,100×4×3=49,200円となります。

この金額は、減税や重課等、
なにも考慮していない金額なので、
実際は増減がある場合があります。

重量税は、減税の区分がややこしいので、
正確には国土交通省のHP
参照していただくのが確実です。

最もいい条件のエコカーであれば、
完全免税が受けられます。

新車登録から13年経過した車両は、
「重課」、つまり増税が始まります。
18年経過すると、
更に重課率が高くなります。

軽自動車の重量税

軽自動車に関しては、
車体重量による区分は無く、
一律で、年間3,300円となっています。

これに次回車検までの
年数をかけます。

軽自動車の車検は、
全て2年毎なので、
計算すると、

3300×2=6,600円となります。

エコカー減税や、重課を
考慮していないので、
実際には増減があります。
現在新車販売されている
軽自動車であれば、
大半が減税を受けられます。

重量税は、減税の区分がややこしいので、
正確には国土交通省のHP
参照していただくのが確実です。

新車登録から、13年以上経過した車両は、
「重課」、となり増税されます。
18年以上経過すると、
更に重課率が高くなります。

自動車重量税に関する疑問に答えます

自動車重量税について、
よくある疑問を、
解説していきます。

自動車重量税はいつ支払うの?

車購入時か、車検の時に
支払います。

普通自動車の新車時であれば、
3年分、軽自動車であれば
2年分をまとめて支払っています。

車検の時も同様に、
次回車検までの分を
まとめて前払いします。

ナンバープレートを取得しない場合は
支払い不要です。

登録を抹消した車両や、
競技専用車両、敷地内専用車両等は
自動車重量税の対象外となります。

自動車重量税を払わないとどうなる?

車検を受けられないので、
公道を走行が不可能になります。

ただし、自動車税の様に
個人が直接支払うわけではなく、
印紙を購入して納付します。

実質的には、登録時の費用や、
車検時の費用と合わせて
先払いしているので、
滞納は不可能となります。

滞納した場合は、
車検自体が受けられないので、
車両の登録はできません。

徴収方法としては、
優れたシステムだと思います。

車両を乗り換えると自動車重量税はどうなる?

支払い済みの残りの期間分は、
月割りで返還されます。

メーカー系の正規のディーラー等で
売却する場合は問題ないですが、
買い取り専門店の場合は、
「返還分も買取金額に込み」、が
前提の店が多いです。

中古車買い取り専門店等に
売却する場合は、
返還を受けられるか、
契約前に確認してください。

車検の残り期間が多い場合は、
数万円を損する場合もあります。

自動車重量税をお得に支払う方法はある?

現在支払っている金額を
節約する方法は、
残念ながらありません。

印紙を現金で購入し、
納付する仕組みなので、
支払い方法で工夫する事も
出来ないので、節税は不可能です。

車検費用全額をカード払いにすれば、
カードのポイントバック分等で、
得することは可能です。
ですが、税金関係は
「現金払いのみ」、と
指定されるケースが多いので、
この手法も使えない場合が多いです。

確実な方法は、エコカー減税が
受けられる車種への乗り換えです。

年間数万円は浮いてくるので、
エコカー減税対象車の中から
車を選ぶという選択肢は有効です。

自動車税やガソリン代も浮いてくるので、
ランニングコストを抑えて、
車を所有できる場合もあります。

最後に

まとめとして、
今回の記事を振り返っていきます。

自動車重量税とは、

  • 道路の維持管理を目的として徴収開始
  • 車体重量に応じて課税
  • 年間15,000円~20,000円程度
  • 軽自動車は年間6,600円

自動車重量税のよくある疑問として、

  • 支払い時期は車購入時と車検時
  • 支払わないと公道は走れない
  • 車両売却の際、残金は月割りで返還
  • 節税方法はエコカーに乗り換える

と言った内容でした。

自動車の固定費について
理解を深めていただき、
車選びの参考にしてください。

あまり使用していない車両でも、
これだけの費用は発生しているので、
不要であれば売却等も検討が必要です。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

この記事が、皆様の快適な
カーライフのお役に立てれば
幸いです。

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