雨天運転時の必須アイテム【ガラコ　ぬりぬりガラコデカ丸】

今回は、「ガラコ　ぬりぬりガラコデカ丸」、を紹介します。
雨天時の運転には、欠かせないアイテムです。
管理人も、10年以上愛用しています。

ぬりぬりガラコデカ丸はどんな製品？

自動車窓ガラス用、撥水ケミカル剤です。
ガラス面に塗布すると、ガラス表面に撥水皮膜を形成し、
雨粒を強力にはじいてくれます。

これにより、自車の走行風で、
雨粒が吹き飛んでくれます。
この性能の高さから、
マニアからライトユーザーまで、
人気の商品です。

カー用品店はもちろん、
ホームセンターや、
大型スーパー、等でも入手可能なので、
これも人気の要因です。

従来品の「ぬりぬりガラコ」、と言う
製品は発売されていました。

「ぬりぬりガラコデカ丸」、は
ヘッドの大きさが2倍になり、
一度により広い面を、
施工できるようになりました。

ミニバンの普及に伴い、
自動車のガラス面積が、
大きくなっているので、
ヘッドの拡大は、
作業時間が短縮できます。

大きなヘッドで施工するので、
施工ムラも低減できます。

ぬりぬりガラコデカ丸はなぜ必要？

雨天時の視界確保の為

兎にも角にも、雨天時の視界を
少しでも確保するためです。

雨が降れば、「ワイパーをかける」、
が基本です。
それでも視界はかなり悪いです。
それを少しでも良くするために必要です。

サイドガラスは特に効果的

「サイドガラス」、など
ワイパーが装備されていないガラスには、
さらに効果的です。
雨粒が滑りやすくなるので、
重力で雨粒が落ちてくれます。
個人的には、フロントガラスの
効果よりも、大きいと感じています。

ガラコ　ミラーコートZEROのメーカーは？

ソフト９９

「ソフト９９」、は
国内大手の、自動車用品メーカーです。

ラインナップは豊富で、
洗車用品、塗料など補修用品、アクセサリー用品、
など幅広く販売しています。
特に有名なのは
「洗車用品」、と
「補修用の塗料」、でしょう。

老舗の国内メーカーなので、
安定して、高い品質の商品ばかりです。
車のボディー面に直接使うものは、
「安心して使える」、事は大切ですね。

近年では、自動車関連に留まらず、
「家庭用清掃用品」、も手掛けています。
皆さんの、ご自宅にもあるかもしれませんね。

ガラコはブランド名

商品名の頭についている、
「ガラコ」、はソフト９９が販売する、
ウインドー撥水ケミカルのブランドです。

撥水剤＝ガラコ、と言ったイメージで、
撥水剤の代名詞的な存在と言えるでしょう。

ぬりぬりガラコデカ丸の効果は？

時速45km程度から効果が発生

走行風で水滴を吹き飛ばすので、
ある程度速度が出ていないと、
効果は出ません。

「ぬりぬりガラコデカ丸」、は
「時速45ｋｍから効果発生」、
との表記です。

実際は、施工して2週間程度であれば、
時速30ｋｍ台から効果は充分発生します。
その後も、表記通り時速45ｋｍ前後での、
効果発生時期は持続します。

製品によっては、
高速道路クラスの速度でないと、
効果が発生しないものもあります。

この手の製品は、
施工して直ぐしか、
効果が発生しないことが多いのですが、
さすがはソフト99です。
実用的に、安定して性能を発生する期間が、
長いです。

なぜ雨粒が付きにくい？

動作の原理は、ガラス表面を、
非常に滑りやすい状態にします。
水が弾かれる状態になるので、
水玉になり、吹き飛び易い状態になります。

サイドウインドーに施工すると恩恵が大きい

管理人が恩恵を感じるのは、
サイドウインドーです。
フロントウインドーも効果的ですが、
ワイパーの無いサイドウインドーは、
特に効果が大きいです。

雨粒が走行風で吹き飛ぶ事と、
重力により停車中でも水滴が流れていくので、
発進時にも、クリアな視界が得られます。

管理人は常に使用しているので、
普段はこれに慣れてしまっていますが、
点検などで、未施工の車に乗ると、
視界の悪さに驚きます。

なお緊急的に使用したい場合は、
濡れたウインドーに吹き付けるタイプも
ラインナップされています。
レンタカーや、社用車などに乗る機会が
多い方は、携帯されることをお勧めします。

汚れが付きにくくなる

撥水剤の副産物的効果として、
汚れが付きにくくなることも挙げられます。
ガラス表面が、水を弾き易い
状態になっているので、汚れの付着も
低減できます。

管理人は窓ガラスの汚れによる、
視界不良に悩まされたことはないのですが、
「ぬりぬりガラコ」、の効果によるものは
大きいと思います。

ぬりぬりガラコデカ丸の施工方法

大変便利な製品であり、
施工に際して、特別な技術などは
必要ありません。
より効果を発揮するために、
管理人が意識しているポイントがあるので、
その辺りを踏まえて説明します。

ガラス面を洗浄

基本的には、「洗車」、になります。
汚れがついていると、
本来の効果が発生しないので、
施工面の洗浄は必須です。

取り急ぎ施工したい場合は、
「水拭き」、でも対応可能です。
耐久性や、低速度域での撥水効果は、
落ちる可能性はありますが、
基本性能は変わりません。

この際は、水気を緩めに切ったタオルで、
1度ふき取り、その後固く絞ったタオルで、
吹き上げると、汚れが落ちやすく、
傷も付きにくいです。

ガラス面を乾燥させる

水気が付着していると、
ケミカル剤が薄まったり、
水で流されてしまうので、
よく乾燥させます。

ぬりぬりガラコデカ丸を塗布

ムラにならないように、
ガラス面に均一に塗ります。

液剤が水滴になるようであれば、
塗りすぎです。
ボトルを握ると、液剤が出てくるので、
力加減を調節してください。
塗布した面は、少し白っぽく曇ります。
この状態を目指して施工してください。

沢山塗っても、効果は変わりません。
この後の拭き取りの際に、
吹き残しの原因になります。

ポイントは、塗布する方向です。
ワイパーの動線と同じようにすると、
「ビビり」、と言われる現象が
軽減されます。
ワイパーの動線をイメージして、
手を動かして下さい。

ぬりぬりガラコデカ丸を乾燥させる

塗布した液剤を、
乾燥させる必要があります。
5～10分ほど放置します。
あまり長く放置すると、
拭き取りがしにくくなるので、
この時間でいいです。

乾燥すると成分が定着します。
濡らしてしまうと、成分が流れてしまうので、
水などが着かないようにしてください。

乾燥待ちの間に、塗りムラが無いか
チェックしてください。
ムラがあれば、その部分に
少量塗布してください。
ごく少量で充分です。

余剰成分を拭き取り

水気を良く絞ったタオルで
拭き取ります。

塗りすぎていると、この工程が
大変になります。
吹き残しが発生すると、
運転中に光が乱反射し、
かえって視界が悪くなります。

タオルの面を変えながら、
きれいな面で拭き取ってください。

拭き取りの時も、ワイパーの動線を
イメージして同じように動かします。
これも「ビビり」低減に効果があります。

より効果を得たい時は繰り返し

「ぬりぬりガラコデカ丸」、を
複数回施工すると、
さらに耐久性向上が感じられます。

「塗布」、「乾燥」、「拭き取り」、を繰り返します。
沢山塗っても効果は同じですが、
複数回施工すると、効果の向上が感じられます。

ぬりぬりガラコデカ丸の注意点

定期的な再施工は必要

当然ですが、永久的な物ではないので、
再施工は必要になります。

管理人の感覚では、
効果は「１～２か月」、程度です。
この後も効果としては発生していますが、
撥水性能は低下しています。
管理人はこの辺りで、再施工しています。

撥水剤が徐々に取れてくると、
ワイパーの「ビビり」、と呼ばれる現象が、
発生します。
これは、撥水成分が残っている部分と、
無くなってしまっている部分で、
ワイパーが引っ掛かるため発生します。
「バッバッバッ」、と言った音を発しながら、
ワイパーが動くので、こう呼ばれます。

これが発生すると、ワイパーがスムーズに動かず、
視界不良をもたらします。
ワイパーの動作機構にも、負荷が掛かるので、
早めに再施工を行ってください。

ノーワイパー走行は危険

「時速○○ｋｍでノーワイパー走行可能」、
と言ったレビュー記事などがありますが、
あくまでも、製品の性能を強調したフレーズです。
水滴が付いてくるようでしたら、ワイパーは
作動させましょう。

雨量が少ないと効果は感じられない

雨量が少ないと、形成される雨粒自体が小さいので、
風で吹き飛ぶことが出来ず、
効果が感じられない場合が多いです。

最後に

「ぬりぬりガラコデカ丸」、を施工すると、
水滴が滑りやすくなるので、
ワイパーの効果もよくなります。

サイドウインドー等、直角に近い角度で
設置されているガラスにも、非常に効果的です。
もともとワイパーが無いので、
視界不良を改善する手段がないですから。

1000円未満の製品で、
クリアな視界が手に入るので、
コストパフォーマンスはとても高いと思います。

雨の日は、運転条件は悪く、
事故率も高くなります。
クリアな視界を得て、安全運転を行いましょう。

この記事が、皆様の快適な
カーライフのお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。