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車購入の流れはどんな感じ?vol.3.2【中古車購入編】

自動車
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今回は、中古車購入の話を中心に進めさせていただきます。

新車購入編はこちらをご参考に。

中古車購入のメリットは「購入価格の安さ」、に尽きると思います。
デメリットは、「同じ車は存在しない」、事です。
管理人の個人的感覚ですが、新車購入より中古車購入の方が、
難易度は高いと思います。

具体的な流れと、考え方を解説します。

ここから車購入の段階に入っていきます。
この段階で1台、もしくは2~3台くらいまでに絞れているものとします。
理想はこの段階で1台です。
まだの方、初めてご覧になる方はこちらから読んで下さい。

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事前準備

新車購入の時にも必要な準備ですが、
中古車の場合、突然話が進み始めたりしますので、
次の2点だけは先に目処を付けておきましょう。

購入資金

希望車種が見つかった場合、かなり早めに頭金の入金を
求められる場合があります。
そのような場合に困らないよう、資金の目処を付けておきましょう。

ローンをお考えの方は、
「いくらくらいまで借り入れ可能なのか」、を
確認しておきましょう。
「自動車購入資金のローン審査をして欲しい」
、と言えば審査を受けられます。

キャッシュで支払う場合は問題ないですが、
「購入予算」、に大きく関わってきますので、重要な項目です。

駐車場

これが無いと実質的に車が買えません。
購入は出来ますが、車庫証明が取れないので、登録ができません。
既に決まっている場合は心配いりませんが。

月極駐車場等を借りる予定の方は、少なくとも「仮押さえ」、
程度までは話を進めておく必要があります。

ちなみに車庫証明の駐車場は、「主たる使用場所から直線距離2km圏内」
、となっています。
つまり、「自宅から直線2km以内」、です。
車両購入自体が決定の場合は、先に駐車場を決めてもいいでしょう。

購入店の選定

基本的には、大手の大規模な中古車販売店か、
メーカー系の正規販売店での購入をお勧めします。
特に、初めて車を購入される方や、あまり車に詳しくない方。
このどちらかでの購入を強くお勧めします。
購入時はもちろん、アフターフォローも充実しています。
点検、整備、車検まで完結する店を選ぶといいです。

販売店の選択についてはこちらをご参考に。

販売店に要望を伝える

「どのような車が欲しいのか」、希望条件を販売店に伝えて、
車両を探してもらう流れなります。
以下の項目を決めてしっかり伝えると、希望に合った車両を手に入れやすいです。

「販売店の店頭に並んでいる車から探す」、というイメージの方も
いらっしゃると思いますが、実は間違いなんです。
この方法でもいいのですが、店頭に並んでいる車両は俗に言う
「在庫車」、ですのであまり良い条件の車両では無い事が多いです。

車種の決定

1台に決定していない場合は、ご自身がどうしても絞り切れないギリギリまで
お考えの上での、台数にしておいて下さい。
中古車の場合、現在市場で売買されている中から、販売店さんに探してもらう
ことになります。
中古車オークション等で、お客さんの希望に合った車両を調達します。
同じ条件の車は2度と出ないので、良い車両が出た時には
即決する必要があります。
イザというときに迷わないで良いように、事前になるべく
絞り込んでおくことが大切です。

グレードの決定

「○○タイプ」、「○○クラス」、と言った同一車種の中でも、
ランク付けがあるので、それを決めます。
「エンジン排気量」、「ハイブリッド式」、「ディーゼルエンジン」
、と言った項目も、選択肢がある場合は決めておきましょう。
近年はエンジン一つとっても、選択肢が増えているので、
オーナーがしっかりした軸を持って臨む必要があります。
「4WD」、等の駆動方式も選択できる場合は指定します。

車体色の決定

当然大きな項目ですので、指定します。
こだわりが全くない場合は、「何色でもいいです」、と言うのもありです。
確実に選択肢は増えて、探しやすくなります。

年式の決定

なるべく新しい車が欲しい場合は、「3年落ち」まで、と言えばいいです。
特定の年式にこだわりがある場合は、「2000年4月~2005年3月式で」、
といった要望を出しましょう。
たいていの車は年の途中でモデルチェンジをします。
月を言っておかないと、タイミングの関係で、「違う見た目の車だった」、
等となってしまいます。
ほとんどの販売店では確認してくれますが、
トラブル防止の為に、キッチリ伝えましょう。

走行距離の決定

年式が新しくても、走行距離が伸びていると消耗も進んでいます。
そういった車は一般的には敬遠されがちですので、
「50,000km走行まで」、等と伝えましょう。
目安としては「1年所有で10,000㎞」、程度の走行が一般的です。
これより少なければ、「消耗度合いは軽め」、と判断できます。
価格にこだわるのであれば、走行距離が多めの車両を選択すれば
購入価格は抑えられます。
引き換えに、メンテナンス費用がかさむリスクは高くなります。

予算

相場観がかなり大切です。
販売店の方からも、「予算はいかほどですか?」、と聞かれると思います。
潤沢な資金があれば、問題ないですが、
現実的には「1円でも安く購入したい」、といった方が大半ですね。
新車の場合は定価がありますが、中古車は全く同じ車が存在しないので、
絶対的に基準となる価格がないのです。

割安な車両を仕入れ、お客さんの予算ギリギリで販売する
悪質なケースもあります。

このような目には遭わないためにも、相場を把握し適切な予算を
組む必要があります。

修復歴の有無

車両の「フレーム」自体が、事故や破損で修理された履歴があるかどうかです。
これがあると、車両に「かなり大きなダメージを受けた」、と言う事になります。
「大がかりな修理が施されている車両」、という査定を受けており、
中古車購入者からは一般的に敬遠されがちです。
「フレーム」とは車両の骨格部分です。
ドアやトランクハッチ等が取り付けられている部分や、
屋根等と一体でつながっている部分です。
これらに修理が施されることで、価格も安くなりますが、
当然、車両に対するリスクも高めです。
ですが、適切な修理が施されていれば問題は無いので、
「特別に危険な車両」、といった訳ではありません。
気になさる方は、「修復歴なしで」、としっかり伝えておく必要があります。
ちなみに「修復歴」、と「事故車」、は同じ意味です。

ややこしいフレーズで
「事故歴」、という言葉もあります。
この「事故歴」、とは修理の大小を問わず、
「交通事故」に遭って、車両を修理したかどうかです。
「事故歴」=「修復歴、事故車」、といったイメージですが、
厳密に言うと間違いです。
ですが世間一般的には「事故歴=修復歴有り、事故車」、と
捉えられがちですの注意が必要です。

妥協点の設定

中古車購入で頭を悩ませる部分でしょう。
中古車の場合、同じ車種で、同じ仕様、同じ年式でも、価格は異なります。
設定した予算が相場に対して安めの場合、どこかで妥協する必要があります。
車両条件で妥協するのか、予算を増やすのか、といった事も
考えておく必要があります。

基本的に中古車は、「出物」、ですから、次に同じ条件の車が
見つかる保証は無いわけです。
どの部分でどれくらい妥協するのか、事前に決めておいてある程度
幅を持たせて設定しておく必要があります。

中古車購入のメリットとデメリット

メリット

  • 購入価格の安さ
  • 現行車種以外の選択肢
  • 高価な社外パーツが取り付けられている事がある

デメリット

  • 全く同じ車はない
  • 最新の車種は選べない
  • 前オーナーの使用環境が不明確

以上が中古車を購入する場合の、大まかな特徴です。
ですが、これらは人によりメリットでもあり、デメリットにもなり得ます。
管理人が感じる感覚ですので、ご参考までに。

まとめ

中古車購入は、すでに市場に流れている車両の中から選ぶので、
希望通りの車両に出会う難易度は上がります。
「すべて希望通り」、に購入できた方はとてもラッキーだと思います。
周りの友人に聞いても、何かしらの妥協はしています。
大切なことは、何処でこだわり、何処で妥協するかです。
ここを事前にしっかりと決めて、車購入に臨む事が大切です。

新車にも、中古車にも、それぞれメリットがあります。
ご自身の価値観と照らし合わせて、より一致する方を選択してください。

この記事が、皆様の充実したカーライフのお役に立てれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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