自動車のメンテナンスの基本でしょう。
当然の様に洗車されている方も多いと思いますが、
立派なメンテナンスだと思います。
今回は、「洗車」、について詳しく紹介していきます。
何故洗車が必要?
主な目的は、外観部分の清掃です。
実はこれ以外にも「目的」、「効果」、があります。
- 塗装面の劣化を防ぐ
- 安全性の確保
1番目は当然と言えば当然でしょうが、
2番目の効果は非常に重要です。
外観をきれいに保つ
ご自宅などを、定期的に掃除されると思います。
あれと全く同じ感覚です。
「汚れているから掃除する」、
「綺麗な方が気持ちいいから掃除する」、
と言った感じですね。
外観の劣化を防ぐ
汚れがたまると、その汚れによって、
製品自体の劣化を進めてしまう場合があります。
ボディーコーティングなどの、
劣化も促進してしまいます。
安全性の確保
窓ガラスが汚れていると、視界が悪くなります。
逆光時等には、さらに悪化します。
ライト類が汚れていると、外部からの視認性が悪くなります。
極端な汚れの場合、光量不足などで整備不良になる
可能性もあります。
ナンバープレートは数字が識別できないと、
整備不良です。
意外に思われる方も多いでしょうが、
洗車を行うことで、安全性の確保にも役立ちます。
具体的方法
水をボディにかけて洗う
「洗車」、と言えばの定番の手法ですね。
水をかけてスポンジで、汚れを落とします。
メリット
- ボディに傷がつきにくい
- 汚れが落ちやすい
デメリット
- 手間がかかる
- 時間が掛かりがち
- 初期費用が掛かる
意外に思われるかもしれませんが、
1から準備すると、初期費用は地味に掛かります。
そのうえ手間も時間もかかるので、
人によっては、デメリットばかりかもしれません。
ですが、「ボディに傷がつきにくい」、
「汚れが落ちやすい」、と言った
洗車の本来の目的が、達成しやすい方法です。
この後紹介する方法も、
全てこれを手軽に達成する手段の一つでしかありません。
水を使わずに洗う
洗車用のウエットシートを使用します。
ご自宅の、フローリングの掃除のような
感覚でしょうか。
メリット
- 比較的手間が掛からない
- あまり時間が掛からない
- 初期費用は安め
デメリット
- 傷が付きやすい
- 落ちにくい汚れもある
- シミになることがある
水を使った洗車と真逆の物でしょう。
とにかく簡単に、短時間で、に特化した手法です。
製品選びによっては、傷や、シミの原因になることも
あるので、慎重に選択してください。
ポイント
- 一方方向にふき取る
- 一回拭いたらシートの面を変える
- こまめにシートを交換する
- ひどい汚れには使用しない
- 製品の取り扱い説明をよく読み従う
傷の付きやすさがネックなので、
施工方法をしっかり守りましょう。
正しく使用すれば、非常に手軽に洗車を
終えることが出来ます。
自動洗車機を使用
「水をかけて洗う」、と並んで定番の手法でしょう。
ユーザー側は、ほとんど何もせずに完結します。
主にガソリンスタンドに設置されています。
「自動洗車一本」、の方もいらっしゃるでしょう。
メリット
- 手間はほぼ掛からない
- 時間が掛からない(ユーザーは待つだけ)
- ワックス施工も可能(選択するコースによる)
デメリット
- 傷が付きやすい
- 細部は洗えない
- 毎回のコストが高め
- 使えない車もある
最大のメリットは、「手間の掛からなさ」、です。
その上に、ワックス施工のコースも選択できます。
「手軽に済ませたい」、「面倒くさがり」、な方には
お勧めの方法です。
ですが、傷が付くリスクは高めで、
細部には汚れが残りがちです。
乾燥機能もついていますが、
やはり最後に拭き取りは必要です。
車種や、取り付けられている部品、
コーティングの種類、によっては
「使用不可」、の場合もありますので、
事前によく確認してください。
業者に依頼する
「洗車」をやってくれる業者がいます。
彼らに依頼します。
メリット
- 手間はほぼ無し(店に行くのみ)
- 自動洗車より傷は付きにくい
- 細部も洗える
デメリット
- 待ち時間が掛かりがち
- コストが高い
- 業者によって品質に差がある
「手間の掛からなさ」、と「仕上がりの綺麗さ」の両立は、
群を抜いているでしょう。
ですが施工コストの高さ、と引き換えになります。
具体的な業者さんの例を挙げておきます。
ガソリンスタンド
洗車サービスの定番の店ですね。
ですが、最近は「セルフ式ステーション」、
が増えているので、サービスを受けられる店が
減っていますね。
カーディーラー
点検などの際に、サービスとして洗車してくれます。
ですが、あくまで「点検」、の一環なので、
「洗車」だけを依頼するのは難しいです。
洗車専門店
主に、ボディーコーティング施工店が行っています。
こちらも、一部店舗を除き
「コーティング施工車へのメンテナンス」、が前提です。
突然行って、「洗車してください」、と言っても
断られると思います。
有名な所ではkeeperさんでは、洗車のみの施工も行ってくれます。
全国に施工店を展開していますし、
ガソリンスタンド等でも施工可能です。
初心者の方でも、作業依頼しやすいお店です。
まとめ
単純に「洗車」、と言っても、
その方法は様々あります。
目的は「綺麗にする」、だけでなく
安全な車両の運行に欠かせない事です。
「手間」、や「コスト」、は付いて回りますが、
メンテナンスの基本です。
ご自身に合った方法を見つけてください。
「何が正解か」、はその人の
「価値観」、で変わってきますので。
この記事が、皆様の
充実したカーライフのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。