エンジンオイルって何をしているの?【エンジンを保護しています】

メンテナンス
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今回は、「自動車のエンジンオイルの役割」、の
解説をさせていただきます。

管理人は車に乗り始めてから10年以上、
オイル交換の作業一連を自ら行っていました。
その際に、エンジンオイルの役割を知り、
オイルの銘柄選定などに役立ててきました。
その時に得た知見をもとに解説します。

「エンジンオイル」、については、
あまりメカや車に興味のない方や、
初心者ドライバーの方は、
よくご存じない方も多いのではないでしょうか?

「エンジンオイルって何?」、
「よく聞くフレーズだけどよく知らない」、
「何となく知っているけど合ってるのか自信はない」、
と言った方向けに丁寧に解説していきます。

そもそもエンジンオイルとは?

「エンジンに入っている潤滑油です。」
全く解説になっていませんが、
実際この通りです。

自動車には複数種類の潤滑オイルが入れられていて、
それぞれに、
「○○オイル」、と名称が付いています。

その一つですので、エンジンオイルは、
エンジンに入っているオイルです。

エンジンオイルはなぜ必要か?

エンジンの保護のため

とにかくこれが、メインの役割です。
エンジンオイル無しで、
エンジンを安定的に稼働させることは出来ません。

オイルが無くてもエンジンは動く

厳密に言えば、無くてもエンジンは稼働出来ますが、
その寿命は大幅に短くなり、
エンジンの出力なども、
本来の能力を発揮できません。

さらに排出ガスなどの面から、
環境的にも悪いです。

エンジンオイルはどんな働きをしているのか?

先述しましたが、エンジンの保護がメインの役割です。
具体的にどのような働きをしているのか、
解説していきます。

概要だけ知りたい方は、
見出しの部分のフレーズだけ追っていただければ、
それだけで知識的には充分だと思います。
より詳しく知りたい方は、
内容を理解してください。

エンジンを摩耗から保護する

オイルは潤滑剤ですので、
役割の大半は「潤滑」になります。
つまり、滑らかに動かす手助けをします。

ではそもそも何故、潤滑する必要があるのか?
についての解説です。

エンジンは、金属部品の集まりです。
これらが稼働すると、触れ合っている部分同士が、
擦れ合います。
これを「摩擦」、と言います。

この摩擦により、お互いがお互いを削り合います。
この状況が「摩耗が発生する」、状態であり、
可動する物体にはとてもよろしくない状況です。

摩擦を低減すれば、摩耗も抑えられます。

お互いに触れあっている部分に、
薄い油の膜を作り、
直接触れ合っていない状態にします。
これが、潤滑の理屈です。

物体同士が直接触れ合っていないので、
摩耗は大幅に軽減されます。

濡れた路面が滑りやすいのは、
この状態になっているからです。

この作用を専門用語で、
「流体潤滑作用」、と言います。

エンジンを熱から保護する

オイルもエンジン内を循環しているので、
その過程で「冷却」も担当しています。

エンジンは、燃料を爆発させて、
その時の熱エネルギーを回転運動に変えています。

この過程で大量の熱エネルギーが発生します。

この熱の大半は、
「エンジン冷却水」、によって
冷やされて、一定の温度を保っています。

ですがエンジンの一部には、
冷却水が循環しない場所があります。

その部分の熱をエンジンオイルが、
冷却しています。

エンジンの温度は、
適切な温度に保つ事が大事なので、
オイルによる冷却の方が、
適している場所もあります。

エンジンをサビから保護する

「サビ」、の発生は油分によって抑えられますので、
エンジンオイルが、役に立つのです。

エンジンは、金属部品の集合体ですので、
何もせずに放置すると、
「サビ」、が発生します。

金属部品にとって、サビは大敵で、
これを防止する為に、
塗装されたり、メッキされたりしています。

意外かも知れませんが、
エンジン内にも水気は存在します。

燃焼時に発生する水分や、
外気温との差による結露などです。

これらを原因としてサビが発生するので、
それを防止します。

エンジンを汚れから保護する

自宅の床などが汚れると、
水に濡れた雑巾で拭き取ると思います。
原理はあれと同じで、
汚れを自身の中に取り込み、
回収します。

エンジンは、燃焼によって稼働しています。
そのため、僅かですが、燃えカスが発生します。

この燃えカスが蓄積すると、
エンジンを痛めてしまいます。

これをエンジンオイルが、
自身の内部に取り込み、回収します。

この汚れは「オイルエレメント」、
と呼ばれる、ろ過装置で取り除かれ、
また綺麗なオイルが、エンジン内を循環します。

オイルエレメントで取り切れない汚れが、
エンジンオイルが汚れてくる原因の一つです。

エンジンの気密性を保つ

オイルなどの流体は、変幻自在なので、
小さな隙間を埋めることが出来るのです。

エンジン内部の部品同士には、
隙間が空いて構成されている場所があります。

ですが、場所によっては、
「隙間は必要だが、出来れば空けたくない」、
場所が存在します。
エンジンの燃焼室などが、それに当たります。

エンジンは、金属製の可動部品の集合体なので、
どうしても隙間は必要です。
キッチリくっついていたら、
スムーズに動作できませんからね。
「隙間」、と言っても
0.1㎜とか、そういった次元の世界ですが。

この1mmにも満たない隙間を、
エンジンオイルが埋めてくれます。

これにより、エンジンが持つ本来の能力を、
発揮することが出来るのです。

最後に

まとめとして、今回の記事の内容を
振り返ります。

エンジンオイルは、

  • エンジンを保護する為に入れられている

具体的に何から保護しているのか、

  • 摩耗から保護してる
  • 熱から保護している(冷却している)
  • サビから保護している
  • 汚れから保護している(内部を洗浄)
  • 気密性を保っている

「エンジンのオイル」、は
自動車用語でよく聞くフレーズですが、
具体的にはこのような作用をしているのです。

エンジンを、快適に長く使用するためには、
欠かせない存在なのです。

今回の記事が、皆様の快適なカーライフの
お役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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